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導入事例

オンライン(VG-Sync)とオフライン(USBメモリ)の二本立てで対応すれば、安全だし効率的かなと考えています。

Vol.36

株式会社コミニス埼玉県ふじみ野市

開発部 部長 畑口 勉 様

http://www.commins.co.jp/
株式会社コミニス

御社の会社の概要について教えて頂けますでしょうか。

弊社は設立して約30年近くになります。親会社が建設・不動産会社で、システム化が遅れていた業種の1つでした。そこでシステム化を図るためにシステム部を作ろうという話しからまずは始まったのですが、外部の仕事もできるように別会社にしようということで、コミニスという会社を設立しました。当初はKONDOグループの中で、建設と不動産の基幹システムなど様々なシステムを作っていました。そして、何年かたってグループのシステムも落ち着きましたので、外部の仕事も受けるような形になりました。現在は、KONDOグループの仕事と外部の仕事を半々ぐらいの割合で行っています。外部の仕事のほうが少し多いぐらいですね。

建設・不動産に特化した形のシステム開発とはどのようなものでしょうか。

建設のほうは、建設会社での一連の流れとしての工事の管理がメインですね。工事の受発注、細かい工数も見ながら出来高の管理もしつつ、最終的な利益の確認と支払いも済ませ、お客様に入居頂くという一連の流れになります。また、不動産のシステムのほうは当初、賃貸管理がメインで外販で少し売っていました。ただ、当時は、まだWindowsはなくDOSが主流の時代だったので、オフコンで開発したものでしたので、値段が高くなってしまい販売には苦戦しました。建設のほうは各会社様によっていろいろやり方があってなかなか1つにまとめるというのが難しい状態でした。もっと小さなシステムだったらたぶんまとまったんでしょうけど、当時はオフコンで開発して値段もそこそこするということで外販はしませんでした。

当初はオフコンで作られたということでしたが、今は変わってきたのでしょうか。

そうですね。10年ぐらい前に、まずは、膨大な資産である過去のデータをパソコンでも扱えるようにすることを目的に少しずつWindowsベースのパソコン用のシステムとして移行させていきましたが、かなり時間がかかりました。それでそこから後、まだここ3年ぐらいなんですけど、既存のパッケージソフトに弊社独自の業務に合わせたカスタマイズをする形に変わってきています。

グループの外部に対してはどのようなビジネスをやっていらっしゃるのですか。

外向けも建設関連と不動産関連が多いです。特に賃貸管理が多いですね。今のメインは、農協様内の資産管理をされている部署の業務で、組合員さんがオーナーの賃貸物件の管理をするシステムの開発・サポートをさせて頂いております。そのシステムでは物件数が多いので、システムの稼動開始時、前システムからのデータ移行などに苦労しています。その他には、顧客管理システム、産業廃棄物管理システムなどの開発を行っています。

インターネットの技術を応用した部分は何かありますか。

今まさにやろうとしているのは営業支援ですね。一応1人1台ずつパソコンはありましたが、営業さんは外に出てるので、WinXPからWin7に切り替えるタイミングで、営業さんについてはタブレットにしましょうかという話しになりました。そこで、タブレットを業務で活用するために、それに見合った営業支援と顧客管理が一緒になったものを今考えています。お客様にお見せするには、タブレットなら見栄えもいいですしね。タブレットをお見せしながら、物件を説明したり、そこでデータによってはインターネット経由という形になる感じですね。

今回、VG-Syncを利用することになったきっかけを教えて頂けますか。

ちょうどアンケートのシステムが必要だった時期があって、御社の営業の方と電話で、ソフトエイジェンシーの取扱商品のクッカーというアンケートシステムの話しをしていて、ちょっとお会いしてみましょうかという話しからまずは始まったように思います。VG-Syncを紹介された時は、データのやりとりに使うのだろうなとは思ってたんですけど、まだ当時はそんなに、今みたいにクラウドの環境というのはあまり取り沙汰されてはいなくて、早い時期でのお話しではありました。データのやりとりに簡単に使えるのであれば、自分のデータを外に持ち出す時にいいのかなとは思ってましたが、実際に使い始めたのは最近で、VG-Sync2になってからです。例えばファイルの配布だとか使い勝手がよくなりましたよね。自分は、どこかお客様のところに、ものを持っていく時には、2つのUSBメモリにコピーして持っていくんですよ。たまに、USBメモリの中身が壊れてる時があるんですよね。ですから、2つのUSBメモリにコピーしていくんです。でも今では、2つのUSBメモリにコピーしたりせずに、そのうちの1つのUSBメモリの代わりに、バックアップとしてVG-Syncを使っています。そうするといろいろと便利ですから。

外出時にUSBメモリで持ち運ばなくても、ネット経由でVG-Syncから持ってくるという使い方ですか。

USBメモリも持っていきます。つまり、USBメモリとVG-Syncの二本立てでいくわけです。USBメモリだけだと、お客様のところに行ってからUSBメモリ内のファイルが壊れてることに気づくことがあったり、ネット経由からファイルをダウンロードしてくることだけで考えていると、お客様のところのネット環境がおかしかったりする場合があるので、オンライン(ネット経由)でもオフライン(USBメモリ)でも対応できるようにしています。地理的に遠くのお客様の場合は特に困りますからね。お客様のところに行ってネットがつながらないとネットが使えないですし、USBメモリ内のファイルが壊れていたらネットにつながないといけないですから。そこをオンラインでも、オフラインでも対応できるようにしておけば、安全だし効率もいいかなということですね。

現状で他にVG-Syncをどのように使われていますか。

ソフトウェアとかを公開URL機能を使って社内で配布する時に使います。以前は共有フォルダを使って配布していたのですが、共有権限等に注意しないと、いろいろなことが起こりました。共有フォルダの中身を、コピーではなく移動してしまい、ほかの人が参照できなくなったり、古い情報のファイルを共有フォルダに上書きコピーされる場合もありました。また、共有フォルダ内の配布するファイルを直接起動して使う人もいました。でも、ファイル公開機能を使ってダウンロード対象ファイルをダウンロードするだけなら、当該ファイルを勝手に上書きされてそれに気づかないということもないですし、直接使われることもないですから安心です。あとは、フォルダ公開機能を使って、そのフォルダにファイルをアップロードしてもらうと通知がくるという機能もそのうち使えるかなと思っています。お客様のところから、結構大きいファイルとかを送ってもらいたい事もあるのですが、そのお客様の環境では、メールでは送れなかったりする場合もありますので、そういう時に便利かと思います。

今後、御社が考えていらっしゃるビジネス展望などをお話し頂ければと思いますが。

元々弊社はシステムソフトの開発がメインの会社だったのですが、開発がメインということは、もうそろそろ苦しいんだろうなと思っています。大手さんもいますしね。なかなか自前で開発してくれというところも少なくなってきましたし、パッケージソフトで十分というお客様も増えています。そこで、何か作るにあたっても、開発会社とお客様の間に立つような立ち位置のコンサル業務を目指して、3年ぐらい前からそういう業務を始めています。この前もある公益法人さんで結構大きなシステムでしたけど、2年ぐらいかかりましたが、間に立って開発のお手伝いをさせて頂きました。この時は、最初に業務内容の把握と業務改善に向けて業務フローの取りまとめから始め、要件定義のまとめ、入札準備/入札/入札判定まで、その後はプロジェクトの管理までやらせて頂きました。今も1つ、あるエネルギー関連の会社さんに、システムの相談役として協力させていただいております。今後はそういうコンサルタントビジネスをもっと広げていこうと考えています。その中で出てきた小さな案件は弊社で作りますが、基本的には、弊社で作るのは減らしていきたいという風には思っています。

ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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