ファイルサイズがメール添付に合わなくなり、様々な端末でメール受信可能な中、ダウンロードURLは便利です。
Vol.018
株式会社トラパンツ秋田県秋田市
専務取締役
奈良 真様
御社のビジネスの概要について教えて頂けますでしょうか。
秋田県を中心に、Webサイトの制作、テレビCMの映像制作、イベント企画、Webクリエーターの養成スクールの運営など、業務内容は多岐にわたっております。基本的にコンピュータ系のものが中心で、それに加えて、映像制作やWeb制作、といった感じです。秋田県内の会社さんのお客様のWebコンテンツ制作、テレビCMやプロモーションビデオの制作も行っています。テレビCMは秋田の民放で流されるものです。
コンテンツ系が多く、プログラム系はそんなに多くないという感じでしょうか。
プログラムのほうもやってますよ。今までイントラネットの中で使っていたシステム、WindowsXPが最盛期の時代に、イントラネットのクライアントサーバシステム構築をしていました。それが、だいたい10年ぐらい使ってリプレースの時期になってきました。今では、VBとかではなく、ブラウザベースのシステムでもだいたいのことはできますので、一般的なWebシステムだけではなく、イントラネットで使っていたクライアントサーバシステムのブラウザベースでの環境への置き換え需要というのも多くなってきています。それらは業務システム系ですね。
教育事業も行っていらっしゃるんですよね。
トラパンツコンテンツスクールといいまして、最近、国が力を入れている失業者対策/求職者支援をもとに職業訓練を行っています。WebクリエイターやWebプログラマーの基礎技術を身につけていただき、就職活動に役立てていただくという形です。スクールの講師としては、弊社スタッフではなく、別途、スクール用のインストラクターの方々がいます。
イベントとしては、どのような事をやっていらっしゃるんですか?
ミステリーゲームというか、屋外などでのリアルな空間でのロールプレイングゲームという形です。去年の場合は、街の中の実際の商店の中に犯人のヒントが隠されているのを探してたどっていくと、容疑者のアジトにたどり着くようなゲームとか。あとは、例えば、ホテルに一泊二日で泊まりにきて、その中で殺人事件が起こる。その犯人を一晩かけていろんなヒントを元に探して、正解を発表するというものですね。去年の街中のイベントは、商工会とテレビ局が主催でしたね。
今回、うちのサービスのVG-Syncというものを使って頂いているんですけど、そういった多岐にわたる事業の中ではどのあたりの事業で使って頂いているんでしょうか。
Webコンテンツの制作という中で、お客さんとのデータのやりとりで使っています。納品物やその途中経過など、弊社からお客様に渡すほうが中心ですね。1回のWebコンテンツの制作で、そういうデータのやりとりは、多い時は5回前後ぐらいかもしれないです。あとは、印刷物とかのデータを渡すのに使うほうが多いかもしれないですね。印刷物の事前チェック用ということもあります。あと、映像のファイルとかですと容量が大きいので、メールに添付するには重たい。様々なファイル転送サービスやそれにちょっと似たようなものがある中で、弊社の使い方としては、VG-Syncが一番マッチした感じですね。離れた拠点のあるお客様などで、その会社様の中でもコンプライアンスが厳しくなってきたので、拠点間のやりとりでセキュリティを意識したサービスはないですか、という相談を受けた時は、VG-Syncを紹介するようにはしています。
他社のファイル転送サービスと比べて、VG-Syncがいいなと思って頂いたポイントなどはありますか?
フリーサービス的なイメージがないところですかね。広告が出ないとか、Webクライアントではロゴとかも変えられますしね。弊社では8名ぐらいのスタッフがVG-SyncのWebクライアントを使ってデータをやりとりしています。
御社のコンピュータはどういった種類のOSが多いですか?
基本はWindowsですね。最近、Macが多くなってきました。多くなってきたといっても数台ですが。
現在は、セキュアなファイル転送という形でVG-Syncを使ってくださっているという事ですね。
Webクライアントのファイル公開機能でダウンロードURLを作成する時に、パスワードを簡単につけられますが、あれが便利ですかね。バックアップとかではVG-Syncは使ってないですね。お客様のサービスは自社のホスティングサーバに入れており、バックアップはまた別のところに入れているので、社内のファイルや端末データのバックアップというところには使ってないですね。バックアップのストレージとなると、何TBあっても足りなくなってしまうので。VG-Syncの使い方としては、主にファイル転送という形で使っています。
実際に運用されてみて気づいたことはありますか?
まずは今後セキュリティ面でよりいろいろうるさくなってきているというところはありますよね。メール添付で送れないようなファイルはここからダウンロードしてね、という運用方法にしたほうがいろいろやりやすいですかね。「添付」という形態がそろそろいろいろな実状に合わないぐらい面倒になってきているのかな、というところはあるのではとは思いますね。スマートフォンなどのモバイルで受け取る人もいますからね。パソコンでもモバイルでもどっちでも受け取ってるよみたいな方もいるでしょうし。