震災支援の一環と言う事で興味を持ち、万が一に備え、ファイルをバックアップするためにVG-Syncを利用しています。
Vol.003
株式会社システム・コア福島県福島市
代表取締役 平井 義郎様
http://www.sys-co.jp/VG-Syncをご利用になったきっかけは何ですか?
まず、御社の営業の方からお電話を頂いて、震災の支援の一環と言う事で非常に興味を持ちました。今回の震災では、全般的には福島県も結構データが壊れたんですよね。弊社も、データの復旧サービスをやっているのですが、特に官庁系なんかは、RAID5のサーバが壊れてしまって大変でした。お金も無いし、データも無いって言う事で、そんな時にVG-Syncのご紹介を頂きました。弊社も結構大量のデータを扱っているんですが、普段は弊社内のサーバに入れておくだけなんですよ。ですから、その辺も今後については、バックアップをどこかに置かないと、色々と後が大変になりますので、そう言う意味では、使い勝手の良いサービスだと思っています。
実際、東日本大震災の時は停電はあったのでしょうか?
停電は長かったですね。3月11日から5日間くらい停電してましたかね。地域によっては停電の無かった所もあるんですよ。ただ、長い所では5日間くらい電気が停まりましたね。
その間、コンピュータが使えなかったのでしょうか?
全然使えなかったです。電話も光回線やISDNは駄目ですよね。でもメタル回線の昔のアナログ電話は通じるんです。そうは言っても、その区別がわからないから皆さんもどこに掛けて良いかわからないし、相手次第で駄目って言う事ですね。ですからその他は、電源が切れて全滅ですね。それからやはり弊社なんかは平屋ですからね、落ちた物もあんまり無かったんですけども、ビルの3階以上は、かなり揺れて、机の上に置いていた、コンピュータとかファイルサーバとかが、落ちて壊れたりしたのはかなりありました。
今までのデータ管理はどんな感じだったのでしょうか?
今までは殆ど媒体に焼いて置いておくか、ディスクに入れっぱなしとかがほとんどでした。基本的にはお客さんの方にもデータがあるし、弊社にもあるんで、どちらか大丈夫であればと言う二択ではあるんですけどもね。でも、今回のように、どちらも一気に電気が落ちてしまうと、その時にデータが壊れちゃうって言う事もあってね。それを直すとなると容易な事じゃないから。意外と今年は、雷が多かったですよね。暑いと言う事でね。それで、やはり壊れたって言うお客様も結構ありました。
実際、マニュアルをご覧になっていかがでしたか?
そうですね。そんな難しく無いですね。管理画面は指定されたブラウザでの利用が推奨されていますが、気にしたのはそれぐらいですね。
今はどれくらいの量のデータを使われていますか。
そんなに沢山はアップロードしていないとは思うんですけども、それでも4〜5GBくらいかな。後、写真系がありますね。データ自体はそんなに大きくはないと思います。
どのような種類のデータが多いのでしょうか?
弊社では、結構ホームページ作成とか何か色んな事をやっていて。ですので、そう言う写真とか、その関連の物が結構多いですね。後は、多くの写真が、記録として撮ってあるので、そういったデータです。
大体アップロードする時間は、どれくらいかかりますか?
データ量によっては結構時間がかかりますね。弊社も光回線ではあるんですけれども。アップロードが結構かかるんで、これから出かけると言う時に実行するとか。後は、夜やらせておいたりとかって言う感じですかね。
今、バックアップの頻度はどれくらいですか?
そうですね。1週間毎くらいかな。自動でやる方法もね、教えては頂いたんですけどね。まだ使ってないので、今後試してみたいと思います。
他に何か使われる予定とかはありますか。
自分としてこれから、まぁ、色々過去の資産もあって、そう言うのは全然アップロードしてないので、その辺どうしようかなとは思ってます。弊社はプログラムの作成もしているので、そう言うソフト関係のソースコードとかそう言うのが結構あちこち分散してあるんですけども。その辺まとめてアップロードしておけば、管理しやすいかなと思っています。
クライアント側の使い勝手はいかがですか?
まぁ大体、ネット上のサーバって言うのは扱いが似ていますよね。例えば、FTPとかね。だから、そんなに違和感なく使えましたよ。