お客様とのマルチプラットフォーム環境でのファイルのやりとりに、VG-Sync Webクライアントは重宝しています。
Vol.009
デルタワークス熊本県熊本市
代表
浅川 浩二様
御社のビジネスの概要をお聞かせ頂けますか?
基本的にはウェブサイト制作を行っておりますが、その他にもテレビCMの制作だったりとか、音楽を作ったりとか、そういう事も行っております。私個人としては大学関係でメディア系の授業を受け持っていたりとか、あとはパソコンのメンテナンスの仕事も行っております。
VG-Syncの導入のきっかけについてお聞かせ頂けますか?
弊社のビジネスの中で、代理店さんや広告代理店さん、クライアントの方々との間で、どうしてもデータのやりとりが頻繁に起きるわけなんですが、やはりクライアント企業様の規模が大きくなってくると、どうしても共有ファイルっていうような物の扱いに関して心配されるところも出てくるんですね。例えば、もっと簡単に使えるものを、という見方もあるんですけど、その場合セキュリティはどうなんですか、という風に逆にクライアント様から聞かれる事もあるんです。VG-Syncというサービスについては、データが暗号化されて非常にセキュアなやりとりができるという事でウェブ上で見つけました。
今回VG-Syncをご利用になって、ビジネス的にはかなりスムーズにファイルのやりとりができるようになったわけですか?
そうですね。クライアントの皆様は、実際こういうサービスがあるという事は知らなかった方が多いわけですから、ファイルのやりとりに関してセキュリティ面での指摘があったところで、ではVG-Syncというサービスがございますので、それを使ってファイルのやりとりをしましょう、という話しをすると、これだったら安心して使えるんじゃないですかね、という事で非常に安心してご利用頂いております。
ファイルのやりとりで使われているOSとかは、どういったものを使っているんでしょうか。
マルチプラットフォームでないと使えないという事で、特にデザイナーの人達はMac OSを使っているわけですし、一般のユーザはWindowsですので、両方がスムーズにシームレスに使えるというのも、VG-Syncの大変重要な部分ですね。
現状で、VG-Syncでご利用されているプロジェクト数は何個ぐらいでしょうか?
今は顧客ごとにフォルダを作っていますので、実際に業務で稼働しているフォルダは5つぐらいじゃないでしょうか。当該プロジェクトが終わったらそのフォルダを消していくという運用をしています。例えば同じ会社の場合、同じIDを使って頂いてたりしますので、そういう事も考えると、人数的には20人ぐらいの人達が関わってきているんじゃないかと思います。
やりとりされるファイルとしては、どんなデータが多いでしょうか。
デザイン関係のもの、IllustratorやPhotoShopのデータとかが多いので、そういうものがメインになると思います。それとやはり素材関係ですね。お客様の方から素材の写真をアップロードして頂いて、私共がダウンロードする。または、私共の方から成果物の途中経過をアップロードするという感じですね。でもウェブの場合はほとんど、成果物のデータそのものはファイルサイズが小さい場合が多いですから、直接メールで送る事も多いんですけど、元になるデザインとかそういったものはやはりファイルサイズは大きくなるわけですね。それではメール添付で送って頂くのはちょっと難しいという事で、VG-Syncを使って送って頂くというわけですね。
お客様から素材をアップロードして頂いて、それで作ったものをお客様にダウンロードして頂く。そんなイメージですか。
そうです。ですからそういう意味では、お客様がすぐ使えるようになる必要があるのですが、そこで御社のWebクライアントがありますから、それを使ってお客様の方でアップロードして頂く、という形ですね。例えば他のクライアントソフトウェアだと、Webクライアントのように簡単にアップロードができないものが結構多くて、お客様にはわかりづらいのです。ですので、お客様側ではすべてWebクライアントを使って頂いていますね。
使用ディスク容量的には、業務1プロジェクトあたり、どれぐらい使っていますか?
写真の数とかにもよりますので一概にはいえないですが、1プロジェクトで大体1~2GBぐらいが多いですね。プロジェクト数が多いと、トータルで数十GBぐらいになりますね。まだプロジェクト数がそれほど多くないので、容量的には十分ですね。
VG-Syncをお客様にご紹介頂くにあたって工夫なさった点などお聞かせ頂けますか?
一応、私共のウェブにも簡単なマニュアルを作っておりまして、それを使ってお客様にこういう形でアップロードします、という部分だけをお伝えします。それでほとんどのお客様が使えるようになる、という事なので、非常に便利だと思います。あまり詳しく説明し過ぎると、お客様も逆に混乱される場合があるので、ここを押してください、という簡単なものを先に作ってそれをお見せしていますね。
VG-Syncを活用して今後どういった使い方を検討されているとかあれば、教えて頂けますか?
基本的には現状の利用方法でのお客様とのやりとりがベースになってくると思いますし、VG-Syncそのものが今後どういう風に進化するのかはちょっと楽しみですね。こういう使い方ができるんじゃないかとか、また何かご提案できるといいなと思っています。