VG-Syncのファイル転送機能
弊社のオンラインストレージは、バックアップ/ファイル転送/オンライン共有フォルダという、少なくとも3つの側面を持っています。
ファイル転送特化型サービスの場合
他社のファイル転送に特化したサービスの場合、ファイル受信者(ダウンロード)側のために、ファイル送信者(アップロード)側がファイル転送の操作をしてからそのサービスの規定で決められた数日間は一時保管しますが、その保管期間を過ぎたら、受信者側が当該ファイルをダウンロードした/しないに関わらず、そのファイルは自動的に削除されるしくみになっているサービスが多いのではと思います。ファイル転送サービスの本質(いつまでも転送用ファイルを保管場所に残しておけない)を考えれば当然のしくみかもしれません。
VG-Syncのファイル転送機能の詳細
VG-Syncオンラインストレージでは、VG-Syncにアップロードされたファイルはバックアップ目的、あるいはオンラインファイル共有の位置付けとしても考えることができるので、一定期間後に自動的に削除されるということはありません。VG-Syncの場合、オンラインストレージにアップロードされたファイルを、弊社自社オリジナルのウェブクライアントの機能でファイルダウンロードURLを作成して頂き、そのURLをメールの本文に手動で貼り付け、当該メールを送信して頂くというものです。それがVG-Syncでいうファイル転送機能です。一度にファイルが数個しか送れないなどの制限もなく、ファイル転送操作は簡単ですが一度に1人にしか送れないなどの制限もありません。VG-Syncのファイル転送機能に関する手動操作の部分を、かえって自由度が高いと考えることもできるでしょう。
転送対象ファイルが自動削除にならないVG-Syncでの対策
ファイル転送特化型サービスの場合は、一定期間後は転送対象ファイルが自動的に削除されるので、それはいつまでも当該ファイルをダウンロード可能な状態にしておかないという意味で安全といえます。VG-Syncの場合は、オンラインストレージ上の転送対象ファイルは一定期間後に自動的に削除されることはありませんが、ファイルダウンロードURL作成時に公開期間設定が必須になっていて、公開期間を過ぎると当該ファイルはダウンロードできなくなるしくみになっています。そのため、公開期間を適切な期間に設定しておけば、ファイル転送目的で当該ファイルをVG-Syncにアップロード/ファイルダウンロードURL作成及び当該URL配布した後で、当該ファイル削除を忘れたり、当該ファイルをVG-Syncにアップロードしたことも忘れた場合でも、いつまでもダウンロード可能な状態にはならないということです。また今後は、ファイル公開期間終了したことを管理者メールアドレスにメール通知する機能実装を計画しています。