よくある質問
- VG-Sync 2 とはどんなものですか?
- ソフトエイジェンシー自社サービスの仮想マシン(暗号化仮想サーバ)まるごとお貸し出しのオンラインストレージサービスで、当該仮想マシン内のユーザ使用可能領域は暗号化ディスク領域(AES256ビットで暗号化)となっております。ご利用開始時にはまずライセンスアクティベーションを行って頂いてから管理者ユーザを作成。その管理者ユーザで管理画面にログインして実際にオンラインストレージを使用するユーザやデータ保存用のフォルダを作成。そしてそのユーザとフォルダの紐付け(アクセス権設定)を行うといった形のセキュリティ面を意識したサービスです。
- VG-Sync 2 オンラインストレージにはどのようにアクセスするのですか?
- 当該オンラインストレージへのアクセスには、SFTPやSSHFSなどのSSHベースのプロトコルやWebDAV(https)、Webクライアント(https)を使う事ができます。従いまして、VG-Sync 2 をご利用になるお客様はインターネット経由で当該オンラインストレージにアクセスして頂く事になりますが、お客様側とオンラインストレージ間はそのようなセキュアなプロトコルが使われますので安心です。また、WebDAVをご利用になる際は、ソフトエイジェンシーのオリジナルのVG-Sync 2 専用 Windows WebDAVクライアントソフトウェア「VEGA」を、随時提供しておりますので、必要に応じてご利用ください。
- VG-Sync 2 に関する一切の作業を業者に任せようと思っています。そのような事は可能ですか?
- セキュリティ面を考慮した場合、VG-Sync 2 の初期設定やその後の管理は、できればお客様自身に行って頂きたく存じます。
- 自動バックアップはどのようにすればよいですか?
- お客様側のマシンがLinuxであればlftp、WindowsであればWinSCPを利用して、自動バックアップが可能です。
- 暗号化フォルダにアクセスするユーザは、Active Directoryと連携させる事は可能ですか?
- いいえ、できません。
- VG-Sync 2 を利用している顧客がVG-Sync 2 オンラインストレージ上に置いているデータは、ソフトエイジェンシーは見る事はできるのですか?
- いいえ、できません。
- VG-Sync 2 の利用を終了したい場合はどうすればいいですか?
- 解約申込書をお渡しさせて頂きますので、そちらにご記入後に弊社にご提出ください。無償版は任意の希望解約日ご指定で解約が可能です。有償版は、年間契約中途で解約申込書をご提出頂くことは問題ございませんが、残りのご契約期間分のご返金はございません。
- なるべく簡単な方法でVG-Sync 2 を利用したいと考えています。例えばどのような方法がありますか?
- Webクライアントをご利用頂けば、クライアントマシン側にVG-Sync 2 オンラインストレージにアクセスするためのソフトウェアを何もインストールしなくても、ブラウザだけで当該オンラインストレージにアクセスできます。また、お客様側のクライアントマシンでFileZillaなどのSFTPクライアントソフトウェアを使うと、VG-Sync 2 オンラインストレージと、SFTPのプロトコルを使ってファイルのやりとりができます。WebDAVでVG-Sync 2 オンラインストレージにアクセスするのであれば、ソフトエイジェンシーのオリジナルのVG-Sync 2 専用 Windows WebDAVクライアントソフトウェア「VEGA」を無償提供でご利用頂けます。
- VG-Sync 2 は機能的にどのような用途で使う事が可能ですか?
- ファイルを暗号化された状態でバックアップする、オンライン共有フォルダとして利用する、セキュアなファイル転送を行う、リムーバブルメディアの代替として利用する、監視カメラの画像保存先として利用する、などの用途でご利用頂けます。また、特にWebクライアントの機能として、ファイル公開機能(ファイルダウンロードURL)やフォルダ公開機能(ファイルアップロードURL)をご活用頂く事も可能です。
- 現在利用中のディスク容量は拡張はできますか?
- 可能です。
- VG-Sync 2 の管理画面にログインするデータ管理者ユーザ名、あるいはそのパスワードを忘れてしまいました。どうしたらいいですか?
- ソフトエイジェンシーにご連絡ください。お客様ご利用のVG-Sync 2 オンラインストレージにて、あらためてデータ管理者ユーザとそのパスワードを再設定できるように対応させて頂きます。
- VG-Sync 2 の利用条件(容量、ユーザ数、フォルダ数、管理者ユーザ数)を変更したいと考えているのですが、どうしたらいいですか?
- ご契約更新時期であれば、更新申込書ご提出時にご利用条件を変更した内容にして頂ければご対応させて頂きます。年間契約中途でのご利用条件変更をご希望の場合は、ご契約内容変更後の金額が増額の場合のみご対応可能で、同じオンラインストレージ環境を引き続きご利用頂けます。
- VG-Sync 2 のしくみを使って、データを遠隔地にバックアップした後、そのデータをさらにテープにバックアップする方法は何かありますか?
- いいえ、ありません。
- VG-Sync 2 を海外との情報共有の為に使いたいのですが、可能ですか?
- 本サービスは本サービスに接続可能な、あらゆる国・地域で提供可能です。ただし、日本国外での利用に関して可能な限りのサポートを致しますが、動作を保証するものではありません。
- 1ファイルあたりで、アップロードできるファイルサイズの制限は何かありますか?
- Webクライアントログイン後の画面へのファイルアップロードについては、1ファイルあたりでアップロード可能なファイルサイズ制限を気にしなくてすむように、1ファイルを約10MB毎に分割してそれらを順次VG-Sync 2 サーバにアップロードしています。ファイルアップロードURL実行後のファイルアップロード画面については、デフォルトで前述のファイル分割アップロードとなります。ただ、当該ファイルアップロード画面では、分割アップロードを行わないファイルアップロードも行えます。また、必要に応じて、SFTPクライアントソフトウェアを使用してのファイルアップロードもご検討ください。
- VG-Sync 2 の暗号化フォルダに保存されるデータが流出することはありませんか?
- VG-Sync 2 の暗号化フォルダに保存されるデータは、AES256ビット暗号化方式で暗号化され、保護されます。また、VG-Sync 2 は仮想マシンまるごとお貸し出しのオンラインストレージで、当該仮想マシンはご契約者様に管理して頂きます。VG-Sync 2 に保存されているデータにアクセスできるのは、管理者ユーザが作成した、当該データにアクセス権限があるユーザのみとなるため、そういったユーザの管理をしっかり行って頂ければ、データ流出の可能性は低いと思われます。さらに万が一の場合に備えて、情報漏洩賠償責任保険(引受保険会社: 三井住友海上火災保険株式会社)に加入しております。
- VG-Sync 2 を利用する場合、他のお客様と利用環境を共有する形になりますか?
- いいえ、VG-Sync 2 はご契約毎にオンラインストレージ環境(仮想マシン)が異なりますので、他のお客様とは異なる環境にてご利用頂けます。
- クライアントマシン側からVG-Sync 2 暗号化フォルダにアクセスする際、アクセス権限の設定はできますか?
- はい、クライアントマシン側からVG-Sync 2 の暗号化フォルダに接続/利用する際は、当該暗号化フォルダにアクセス権限(「読み書き」あるいは「読込専用」)が割り当てられたユーザを使ってアクセスします。暗号化フォルダへのアクセス権限の設定は、VG-Sync 2 管理画面で行います。(ユーザは当該オンラインストレージ内の暗号化フォルダへのアクセス権限設定には、「読み書き」「読込専用」「アクセス不可」の3種類から選べますので、アクセス権限を与えたくない場合は「アクセス不可」を選択してください。)
- VG-Sync 2 にはウィルスチェック機能はありますか?
- Webクライアントからのファイルアップロード時のみ、VG-Sync 2 の機能としてウィルススキャンが実行されます。
- VG-Sync 2 には、どれくらいの長さのファイル名のファイルが保存できますか?
- 255バイトまで可能です。(拡張子がある場合は、拡張子も含みます。) ファイル名に使用する文字が全角の場合、1文字が2バイトとは限らず、3~6バイトである可能性もありますので、文字列が最も少ない場合、42文字となります。(その場合、拡張子を除くと、ファイル名だけで41文字となります。)
- VG-Sync 2 の暗号化フォルダに保存するファイルには、保管期限はありますか?
- いいえ、VG-Sync 2 ご利用期間中はそこに保存されているファイルは自動的に削除されるような事はございません。
- VG-Sync 2 の管理画面やデータ保存領域へのアクセスをIPアドレスで制限したい場合はどうすればいいですか?
- 管理画面(管理者専用サイト)と、データ保存領域にアクセスする各手段(SFTP、ウェブクライアント、WebDAV)毎にそれぞれで異なるIPアドレスでのアクセス制限設定が可能で、管理画面にて設定可能です。
- フォルダのアップロードはできますか?
- Google Chromeの場合は、Webクライアントログイン後の画面に、ドラッグ&ドロップでフォルダのアップロードができます。(ファイルアップロードURL実行後のファイルアップロード画面では、Google Chromeを使用していた場合でもフォルダのアップロードはできません。) また、ソフトエイジェンシーのオリジナルのVG-Sync 2 専用 Windows WebDAVクライアントソフトウェア「VEGA」を使えば、VG-Sync 2 サーバにドライブ割り当てで接続して、フォルダのアップロードができます。)
- ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)の提供を受けた方によるファイルダウンロード(ファイルアップロード)時に、当該URLを提供した側では、ファイルがダウンロード(アップロード)されたことを知る方法はありますか?
- ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)作成時に完了通知アドレスを設定することにより、当該URLの提供を受けた方によるファイルダウンロード(ファイルアップロード)時に、完了通知アドレスのメールアドレス宛にダウンロード通知メール(アップロード通知メール)が送られてきます。また、当該URLを複数人に提供する場合、その提供を受けた方々のうち誰がダウンロードしたかがわかるように等の目的で、ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)作成時に、任意で情報入力項目を3つまで設定できますので(ダウンロード通知メール(アップロード通知メール)内に掲載されます)ご活用ください。
※ファイルをダウンロード(アップロード)して頂きたいので、当該ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)を作成しましたが、必要な期間を経過しても、そういったURLを準備した、ダウンロード用ファイルをアップロードしておいたことを忘れてしまっている場合もあります。そういったことを想定して、当該URL公開期間終了後に公開URL期間終了通知メールが完了通知アドレスに送られます。 - ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)(公開URL)を作成する側は、その公開URLを使えるようにする(機能するようにする)ために、上長承認などの手続きを組み込むことはできますか?
- はい、できます。事前に管理画面内のユーザ一覧で、各ユーザに公開URL承認権限(無効/有効)や公開URL承認依頼(不要/要)が設定できますので、公開URL承認依頼(要)のVG-Syncユーザと、公開URL承認権限(有効)のVG-Syncユーザを準備して頂いて、ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)作成時に、公開URL承認依頼(要)ユーザが、公開URL承認権限があるユーザに承認完了/承認却下の判断を求める形になります。
- ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)作成時に、当該URLの提供を受けた方が当該URLを実行した時、ファイルダウンロード画面が表示される前に、YouTubeの動画を再生するようにすることはできますか?
- はい、できます。そういったファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)作成時に、動画URLを設定しておきます。すると、当該ファイルダウンロードURL(ファイルアップロードURL)実行時に、ファイルダウンロード(ファイルアップロード)画面が表示される前に、YouTube動画を再生させることができます。そのYouTube動画は再生をスキップするようにも、再生スキップ禁止でも、どちらでも事前に設定できます(御社がアピールしたい動画があれば、そういったものを設定することもできます)。
- VG-Syncユーザのパスワードは管理画面でしか変更できないのですか?
- WebクライアントにVG-Syncユーザでログイン後に、その当該VG-SyncユーザのパスワードはWebクライアントのGUIから変更することができます。
- WebクライアントやSFTPクライアントソフトウェアからVG-Sync 2 サーバへのログインを試行した場合、当該ログイン試行を何度も失敗するとログインできなくする機能はありますか?
- はい、あります。ユーザーロック機能で、ログイン試行を何度も失敗するとログインができなくなります。そのユーザーロック状態は、管理画面で解除することができます。
- 仮想マシンまるごとお貸し出しということで、契約社である弊社自身をアピールする機能はVG-Sync 2 には何かありますか?
- Webクライアントログイン後の画面でも、ファイルダウンロード(ファイルアップロード)URL実行後の画面でも、当該ブラウザ画面の左上隅に御社ロゴを設定/表示することができます。さらに、管理画面の設定(ロゴリンク先設定)で、そのロゴをクリックすると任意のホームページを表示することができます。
- ファイルダウンロード(ファイルアップロード)URLを作成したらその当該URLを提供するわけですが、そのURL情報を入手できたら誰でも、ファイルをダウンロード(アップロード)できてしまうのですか?
- ファイルダウンロード(ファイルアップロード)URLには、当該URL作成時に3種類の設定ができます。まずは公開期間を適切に設定することによって、いつまでもファイルダウンロード(アップロード)可能な状態にしておくことを防ぐことができます。次に、パスワードを設定することによって、当該ファイルダウンロード(ファイルアップロード)URL実行時に、ファイルダウンロード(ファイルアップロード)画面を表示させる前にパスワード認証が必要になります。次に、ファイルダウンロード(ファイルアップロード)画面での、ダウンロード(アップロード)回数制限を設定することができます。この設定により、当該ファイルを数多くダウンロード(アップロード)されることを防ぐことができます。
- 仮想マシンまるごとお貸し出しということで、当該仮想マシンのシステム監視(リソース監視)的な機能はありますか?
- VG-Sync 2 では、下記の通知メール(警告/OK)が管理者メールアドレスに送られます。
●ディスク空き容量通知メール
●SFTPプロセス数通知メール
●サービス稼働状況通知メール
●ユーザロック通知メール
●SFTP自動ネットワークブロック通知メール - VG-Sync 2 への操作(管理者側、ユーザ側)に関して、操作ログなどは記録されますか?
- はい、管理画面の操作等については「操作ログ(管理者)」に、ユーザ側の操作等については「操作ログ(ユーザ)」に記録されます。どちらの操作ログも、CSVとして全件ダウンロードが可能です。
- 弊社の社内規定等により、VG-Sync 2 の利用規約より優先する業務委託契約を締結できないとVG-Sync 2 を契約/利用することができません。そういった対応は可能ですか?
- はい、有償版のお客様については可能となっております。
- VG-Sync 2 には無償版というものがありますが、これはどのようなものですか?
- 1年更新のご契約で、容量はユーザ使用可能領域が5GB、トップフォルダ数は1つという、ご契約期間やコンピュータリソース的には限定されたマシン環境ではありますが、ご契約更新時も無償となっており、使い方によっては5GBも容量があれば十分という場合もございますので、ぜひご活用ください。無料サービスにはよく広告が表示される場合もあるかもしれませんが、VG-Sync 2 無償版には広告は表示されませんので、それによってお客様の業務の妨げになることもありません。また、有償版に移行したい場合は、当該無償版環境を有償版環境に移行可能です。
- VG-Sync 2 無償版ではトップフォルダが1つだけですが、有償版の機能を無料で体験することは可能ですか?
- VG-Syncには「VG-Sync 1ヶ月無料体験」というものがございまして、1ヶ月間という期間限定ではございますが、そちらで有償版と同じ環境(トップフォルダ数: 5)を体験できます。無償版ではできない体験としては、アクセス権が何も付与されていないトップフォルダは存在しないかの如く見えないとか、公開鍵認証やワンタイムパスワード認証がございます。ただ、この1ヶ月無料体験環境を本利用(無償版、有償版)に移行することはできませんのでご注意ください。また、VG-Sync 2 無償版と、1ヶ月無料体験が混同される場合がまれにございますので、そちらもご注意ください。